江東区立豊洲小学校 Toyosu Elementary School 本文へジャンプ
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豊洲だより〜学校便り(抜粋)
平成24年2月号  
あかるく、いつも、さきに、つづけて!
校長  坪田 光代  
 昨年以上に今年は寒い冬となりました。東京都では、1月27日にインフルエンザの流行注意報が発令され、本校でもインフルエンザ様疾患で欠席する児童が増えてきています。学校では、手洗いうがい・室内の換気等の指導の徹底を図っているところですが、それぞれのご家庭でも感染予防および感染拡大防止にご留意下さい。
 さて、先月は地域・町会の方と新年のごあいさつをする機会がたくさんあり、こども達が日頃お世話になっているお礼を申し上げることができました。PTA新年茶話会の折には学校評議員の櫻井善さんから、「豊洲小の子は、あいさつがよくできています。今日も、学校に来たときにたくさんのこども達があいさつをしてくれ、うれしかったですよ。」と、おっしゃっていただきました。新年早々お褒めの言葉をいただき、校長として学校にお年玉をいただいた気分になりました。
 しかし実は、私たち教職員は「こども達のあいさつや返事」について「もう少し」と思っており、朝のあいさつや学校にいらっしゃったお客様への会釈、日常生活の返事など、しっかり定着させたいと考えています。学校では“あいさつであふれる豊洲小”にしようと、年間を通して様々な取り組みを行っているところです。
 冬休み明けからは、「あいさつは魔法の力」という歌を歌ったり、毎日登下校でお世話になっている児童交通安全誘導員の皆さんの名前を紹介したり、表題にあるような合い言葉を掲示したりなどの取り組みをしました。日々少しずつこども達の様子に変化がみられ、効果が現れているようです。櫻井さんはある別の席で、「大人からあいさつすることも大切です」とおっしゃっていましたので、私たち大人も気持ちのいいあいさつを心がけたいものだと改めて思う次第です。是非、ご家庭でも取り組んで下さいますようお願いします。そして、地域の皆様に、こども達のあいさつを自慢し誇れる学校にしていきましょう。
「あいさつは魔法の力」2番には、こんなすてきな歌詞もあるのでご紹介いたします。
♪“一人の勇気がみんなを変える  家族も友達も学校も (中略)
  一人一人の力がみんなを変える あいさつは魔法の力
  あいさつで このまち変えよう”♪
 
 今週末の2月10日(金曜日)は、今年度最後の学校公開です。5校時は道徳授業地区公開講座として、全学級で道徳の授業をいたしますので、あわせてご案内申し上げます。授業終了後には、ランチルームにて講師の宇佐美衛先生(江東区教育委員会教育委員)が、昨年に引き続き、お得意の落語で楽しくご講演をしてくださいます。是非おいで下さい。 
平成24年1月号 
自分のめあてに向かって
校長  坪田 光代 
 新年、あけましておめでとうございます。やや寒さは厳しいものの元日から晴天に恵まれた2012年。皆様にはいかがお過ごしでしたか?こども達が病気になったり事故にあったりしないようにと心配していました。十分休養をとれたのでしょう、18日間の長い冬休みを終えて、学校には、こども達の元気な声と共に活気が戻ってきました。
 さて、今年はオリンピック・パラリンピックが開催される年です。新聞やテレビでは、4年に一度の世界的なイベントに向けての様々なアスリート達の姿が、頻繁に取り上げられるようになりました。その一つ一つのエピソードに触れるたびに心が動かされ、めあてをもち、そのめあてに向かって努力することの大切さを教えられます。
 今年も豊洲小学校のこども達には、大小を問わず自分のめあてをもって、そのめあてを達成する充実感や成就感を味わってほしいと願っています。小さな達成感の積み重ねから、自分に自信をもつことができるのではないでしょうか。また、他のことへの挑戦意欲もわいてくるのではないでしょうか。私たち豊洲小学校の教職員は、一人ひとりのこども達の自己実現のために、今年も惜しみなく支援し指導して参ります。本年もどうぞご理解ご協力のほどよろしくお願いいたします。 
平成23年冬休み号 
年末に寄せて  
校長  坪田 光代 
 豊洲小学校の平成23年を振り返ると、一番大きなできごとは、校舎増築にともない校庭が使えなくなったことです。休み時間や体育の授業、運動会の実施等、伸び盛り、遊び盛りのこども達にはかわいそうな日々でした。学校としても、こども達に楽しく充実した学校生活を過ごさせたいと思い、教職員で知恵を出し合って工夫した教育活動を行って参りました。保護者の皆様には、たくさんのご理解とご協力をいただきましたこと深く感謝申し上げます。 
先週、展覧会が盛況のうちに終わりました。展覧会には多くの保護者の皆様にご来校いただき、誠にありがとうございました。今年度は初めての試みとして、「ナイトミュージアム」と称し、金曜日の夜に鑑賞時間を設定しました。いかがでしたでしょうか。予想以上のお客様の数、そしてお子様と一緒に鑑賞して下さったご家族の多さに、教職員一同、大変うれしく思っているところです。また、会期中に何度もいらっしゃって下さった方も多く、大変感謝申し上げます。こども達が何時間もかけて作り上げた作品群をじっくり見ていただけたことは、こども達はもちろんのこと、指導する立場としてもうれしいことでした。展覧会は2年に一度の大きな行事で、いつもの図工や家庭科とは違い、こども達一人ひとりが大きな満足感と達成感を感じているようです。改めて、お子さんのがんばりを褒めていただければ幸いです。
さて、明日から長期間の休みに入ります。今年は、天皇誕生日や成人の日、土曜日曜などの休日があるため、例年より5日長い冬休みです。くれぐれも交通事故等にあわないよう、各ご家庭で気をつけるようご指導下さい。深川警察署の方のお話によると、最近は、こども達が自転車に乗っていて加害者となる事故が多くなっているとのことです。こども達が事故に巻き込まれないよう願うばかりです。
 皆様、どうぞよいお年をお迎えください。
 
平成23年12月号 
褒めて育てる〜展覧会に向けて 
校長  坪田 光代  
 校庭の片隅にこんもりと茂る木々がようやく色づきました。柿は朱色で点描したようです。しかし、工事現場の塀の中なので、今年は、近くで楽しむことができないのが残念です。増築工事は順調に進んでいるようで、渡り廊下などもできあがってきました。
 豊洲小学校にとっては、12月は特別な月。12月4日は64回目の開校記念日です。今年は、PTAではもちつき大会を予定していただいています。こども達も楽しみにしているので、是非、好天に恵まれるよう願っているところです。
 さて、先日、第1回目の学校評議員会が行われました。本来は、7月に第1回目が行われる予定でしたが、台風直撃の日だったために中止になり、今回が今年初めてということになりました。本校の教育を支えてくださっている地域の皆様を代表して、14名の方々で構成されており、豊洲幼稚園と合同で行っています。評議員の皆様には、様々な学校行事や学校公開においでくださり、こども達の活躍の様子を温かく見守っていただいています。今回は、幼稚園の保育参観をしていただいた後で、話し合いをもちました。
 大変うれしかったことは、豊洲小学校で取り組んでいる特色ある教育活動について、たくさんほめていただいたことです。たとえば、こども落語会(4年以上が参加)についてのこども達の感性豊かな感想からも、古典芸能などこどもの頃に本物に触れる体験をすることはとてもよいことだと評価していただきました。豊洲幼稚園のこども達のすすんで挨拶する姿も、大変印象的だったご様子でした。学校としても、小さい頃からのすばらしい習慣を継続していかなければ、と心改まる思いがいたしました。
 大人でも褒められるとうれしいものです。昔からよく「こどもは、褒めて育てよ」といわれます。何でも褒めればよいということではなく、こども自身が自分はがんばったと思っていることを、タイミングよく褒めることが大切です。今、展覧会の作品づくりが佳境に入っていますので、是非、工夫したこと苦労したことなどを聞いてみてください。その上で、展覧会会場の作品を褒めていただければ、いっそうの励みになることでしょう。保護者の皆様のご来校をお待ちしております。名札、スリッパ、靴入れをお忘れなく。 
平成23年11月号 
開かれた学校  
副校長 安藤 芳典   
 各地の紅葉の便りも聞かれ、本格的な秋を感じる季節となりました。秋は、芸術、読書、運動などに最適の季節だといわれますが、学習にも最もふさわしい季節でもあります。
 そのよい季節の11月5日(土)は、東京都教育の日と設定されています。教育を見つめ直し、こどもの育成について考える契機とする日として、本校でもこの日の前後に学校公開を行っております。10月28日(金)からの学校公開にはたくさんの方々にご来校いただきましてありがとうございます。公開は、11月1日(火)まで行っておりますので、是非ご来校ください。
 学校公開でもご覧いただいておりますが、本校では様々に工夫した教育活動を行っております。ユニセフや企業など専門的な外部の団体を招いての授業もその一つです。具体的な教材や資料を使い、臨場感のある、わかりやすい授業としてこどもたちの評判も上々です。
 公開期間だけではなく、保護者や地域の皆様には機会が機会あるごとに学校行事や教育活動をご案内しております。
 先日、10月13日には、二代目林家木久蔵師匠をお招きして、第2回こども落語会を行いました。この落語会にも多くの保護者や地域の皆様においでいただきました。
 また、来年1月にはテレビラジオ等でご活躍の服部栄養専門学校校長で医学博士の服部幸應 先生をお招きして学校保健委員会を行う計画もあります。保護者の皆様、地域の皆様に多数ご出席いただけますよう、今後ご案内いたす予定です。
 このように、保護者の皆様には、機会あるごとに特色ある教育活動のご案内をして参りますので、ご参加いただきますようお願いいたします。また、たくさんのご意見ご要望等もお待ちしております。
 保護者の皆様、地域の皆様とともに歩む開かれた豊洲小学校であるようこれからも努力して参ります。
平成23年10月号 
運動会について〜ご協力ありがとうございました 
校長  坪田 光代 
 豊洲の街角で、赤い彼岸花が咲いているのを見つけました。また、どこからともなくキンモクセイの香りが漂い始め、さわやかな秋の訪れを感じます。あと1週間で前期が終了し、本校の教育活動はひと区切りです。
 先日の運動会では、保護者の皆様には様々な点でご理解ご協力いただき、誠にありがとうございました。心よりお礼申し上げます。校庭が使えない中で、五中をお借りしての運動会実施は、本校教職員にとっても手探りの中でのことでした。こども達が十分に活躍できるよう、また、保護者の皆様にその様子を気持ちよく見ていただきたいということを念頭に、計画を練りました。さらには、最悪の事態(たとえば競技中に雨が降ってくる、寒くてトイレが長蛇の列になるなど)を想定し、対策を考えました。しかしながら申し訳ないことに、当日になってから、「もう少しこうすればよかった…」と、気づくようなことがあったことも事実です。せっかくこの日を楽しみに来てくださった皆様にご不便やご不快なことがありましたら、お詫び申し上げます。こども達のがんばりに免じて、どうぞご容赦ください。
 さて、運動会について、たくさんのご感想をお寄せいただき、ありがとうございます。こども達の演技や係児童の仕事の様子などについてお褒めの言葉を頂戴し、指導する立場としては、わがことのようにうれしく大変励みになりました。また、実施についての課題もいただきました。今後の参考とし検討していきます。ご感想は本日を締め切りとしていますが、お手元にございましたら、お子様を通して担任までご提出ください。どうぞよろしくお願いいたします。
 つきましては、次のことについてはこの場をお借りして、お伝えします。
○運動会の実施時期
 今年度と来年度に限り、校舎増築・校庭改修の関係で、秋に行います。通常は春に行います。
○敬老席について
 席数が少なく、大変ご不便をおかけしました。後から、いすを増やしましたが十分ではなかったと反省しています。来年度は、もう少し工夫していきたいと思っています。申し訳ありませんでした。
○立ち見席について
 今後も続けていく予定です。児童数増加と校庭の広さから、やむを得ない結論です。どうぞ、ご理解ください。
○保護者の名札について(受付について)
 事前のお知らせが十分でなかったため、大変ご迷惑をおかけしました。児童の安全確保、不審者対策として、今後もご協力をお願いいたします。ご親戚等の名札については、対策を考えます。
 なお、学校においでになるときは、【保護者の名札とスリッパ】は必須アイテムとして、ご用意ください。10月末には、学校公開を予定していますので、是非、名札とスリッパの持参にご協力ください。
 深川五中の校長先生をはじめ、教職員の皆様、またパイオニア隊として当日お手伝いをしてくださった五中生、前日準備の折に手伝ってくださった五中生など、本校の運動会実施に対して、ひとかたならぬご協力をいただきました。本当にありがとうございました。
平成23年89月号 
秋の運動会に向けて 
校長  坪田 光代 
 「節電」が叫ばれた今年の夏休み。学校でも水泳指導等の期間を短縮するなど、節電に苦心した5週間でした。また、例年実施されている東京湾華火や八幡様のお祭りが中止になり、いつもとは少し様子の違う夏でした。
 今年は、夏休みの水泳指導9日間27回の実施予定のところ、雨や低温などのために13回しか実施できず、参加者は延べ772名でした。節電のために数少なくなった水泳指導の日が天候不順で、こども達には、何ともかわいそうな空模様だったことがよくわかります。
 夏休み中のこども達の様子はといえば、7月末には、5年生は元気に日光林間学校に行ってきました。また、盆踊りでは、楽しそうにしているこども達から笑顔でたくさん挨拶されました。現在のところ、けが等の報告はありますが、大きな事件事故に巻き込まれたということもなく、地域や町会の皆様に今年も大変お世話になり、ありがたいことだと感謝申し上げます。
 今日は朝から落ち着いた態度のこども達でした。元気な挨拶、聞く態度ともに大変すばらしいものでした。夏休み明けということで、各ご家庭でこども達への声かけをしてくださったのだと思います。本当にありがとうございます。学校でも、こども達が気持ちも新たにがんばろうとするこのタイミングを大切にしながら、前期後半のこの一ヶ月を過ごしていきたいと思っています。豊洲小学校の全教職員は、こども達に負けないくらい気持ちも新たに、はりきっています。保護者の皆様とともにこども達のために、がんばって参ります。
 さて、過日、運動会の日程変更についてお知らせしました。今年の運動会は、他校の校庭をお借りするため様々な日程調整の上で決定いたしました。急遽、使用可能な日ができたことや運動会当日の天候と延期の関係等を考え、日程変更することにいたしました。急な変更で多大なるご迷惑をおかけしたことを心よりお詫び申し上げます。
 今年の運動会を実施するにあたっては、深川五中をお借りする関係で様々な点についてご協力をいただきます。実施の方法も、例年とは大きく変更する予定です。事前に、会場図やお願い等についてはお知らせしますので、ご覧ください。
 また、下記のように運動会当日の会場である深川五中での練習は、各学年1〜2回程度なので、こども達にとっては練習の場所とは周りの景色も立つ位置も、友達との距離感も全く違うところで行うことになります。この点についても、是非、ご理解ください。
 各学年での練習もいよいよ始まります。どの子にとっても、心に残るすばらしい運動会になるようにしていきたいと思います。健康管理にも十分努めていきますので、ご協力ください。 
平成23年7月号 
節電の取り組みへのお願い 
副校長 安藤 芳典 
 


 雨の季節も本格化し、ジメジメとした蒸し暑い、うっとうしい季節が続きます。同時に水泳指導も始まり、蒸し暑さの中で冷たい水の感触を楽しみながらこどもたち一人一人が目標に向かって取り組んでいます。今年は校舎増築のために校庭が使えない分こどもたちは、水泳指導を例年以上に楽しみにしているようです。
 また、6年生は日光移動教室に6月6日〜8日行ってきました。梅雨入りしてまもなくの頃でしたが、幸い天候に恵まれ、全行程を予定どおりに行うことができたそうです。大きなけがや事故もなく、最高の日光移動教室だったとこどもたちもうれしそうに話してくれました。
 さて、昨年の厳しかった暑さの記憶がよみがえり、今年の夏を心配する声があちらこちらから聞こえてきます。加えて今年は、電力需給のひっ迫から節電が求められています。昨年以上に暑さの厳しい夏になりそうです。
 江東区としては、7月1日から政府目標の15%節電を上回り、25%節電を目標に取り組むこととなりました。各学校でもこの目標に迫るように取り組むことが求められています。そこで豊洲小学校としては、これまで以上の節電の取り組みをします。
 第1に、本校の広い廊下は多くの照明を必要としますが、安全上問題のない程度まで照明を間引きします。
 第2に、各教室の空調は適切に設定をします。本校では、工事のために窓を開けることができないことを考え、熱中症対策やこどもたちの状態に応じるなど健康状態には十分に配慮します。
 第3に、体育館の照明を日中は使用しないようにし、夜間の使用では半分を目安とします。
 また、夏休みは節電期間を設け、夏季水泳指導や学習相談や補修教室の日程を短縮して集中的に実施します。詳しくは、夏休み直前に「豊洲便り」を発行いたしますので、ご覧ください。
 いずれの節電対策もこどもたちの安全・安心を第一として取り組みますので、ご理解ご協力をよろしくお願いいたします。
平成23年6月号
本校の特色ある教育について
校長  坪田 光代
 先週の学校公開週間には、5日間で延べ1,157名の皆様に参観していただきました。保護者、地域の皆様には、ご多用の中をご来校いただき誠にありがとうございました。今年度初めての学校公開ということで、こどもたちは、どの学年もとてもはりきっていたようです。
 ふだん行われている授業のほかに、異学年交流や出前授業、深川五中や3丁目公園での体育など、様々な教育活動や学校生活の様子を見ていただきました。増築工事に伴って不便なことも多々ありますが、「校庭が使えないので心配していましたが、こどもたちが落ち着いて生活しているので、安心しました」という声をたくさんいただき、大変うれしく思いました。この一年間は、「校庭は使えないけれども、こどもたちに何とか楽しく充実した学校生活を送らせたい」という思いで、教職員全員でがんばっていきます。是非、ご理解ご協力ください。
 本校では、こどもたちのために様々な方々をお呼びしての出前授業を行っています。先週は、5年生が社会科で毎日新聞やNHKの方に来ていただいてお話を伺いました。また、4年生は水道キャラバンといって、東京都水道局による水について楽しく学ぶ授業を行いました。一昨日も6年生の音楽で、ティアラ江東アウトリーチ(出前コンサート)を行い、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団の演奏を聴きました。
 現場で働くプロフェッショナルの皆さんのお話は、大変興味深く、学習への意欲にもつながるものと考えています。今年度も、本校の特色ある教育活動として、各学年で次のようなことを計画しております。
・1年生…お店やさんごっこ(幼稚園との交流、豊洲商友会のお店やさんのお話を伺う)
・2年生…スーホの白い馬(馬頭琴の演奏会やモンゴルの人々のくらしについて話を伺う)
・3年生…昔のくらし調べ(寿会の皆さんとの交流、豊洲小学校卒業生のお話を伺う)
・4年生…二分の一成人式(命の大切さについてのお話を伺う)
・4年生…ミート・ザ・和楽器(一人一面の箏演奏体験、和楽器コンサート)
・5年生…美術作品の鑑賞(東京都現代美術館に行き、美術学芸員による鑑賞教室)
・6年生…丸木美術館の見学(「原爆の図」などの鑑賞)
・仲よし…ALTによる外国語活動
・1,2,仲よし…ボランティアによる読み聞かせ
・4年以上…こども落語会(二代目 林家木久蔵師匠による落語会)

 すでに、実施しました「夢の島スポーツフェスタ」も、本校の特色として続けていきたい行事です。夢の島競技場に到着した時の、あまりの広さにびっくりしたこどもたちの表情がとても印象的でした。3年生以上の全員リレーや、各学年で工夫した種目など、校内に掲示した写真でお楽しみいただければと思います。
平成23年5月号
“元気な心”を育てたい 
校長  坪田 光代 

 
 学校の隣にあるターザン公園の木々が、あっという間に美しい新緑に変わりました。4月11日の保護者会の時には、「増築工事はいつ始まるの?」と、以前と全く変わりない校庭の様子に驚かれた方もいらっしゃったのではないでしょうか。現在、工事部分は高さ3メートルのフェンスに囲まれ、新しい校門から玄関までの道は、何となく不思議な空間となりました。フェンスの中では、鉄棒等の遊具は撤去され、校舎部分にあたる地面の掘削が始まりました。いよいよ本格的な工事が開始されました。

 新しい通学路での登校は、6年生、5年生の班長さんががんばってくれているおかげで順調に行われています。保護者の皆様にもご協力いただき、感謝申し上げます。
 さて、校門で挨拶するこどもたちの声は、少しずつ大きく元気になってきて、新しい学級や学校生活にも慣れてきた様子がうかがわれます。今年度は、6年生以外の学年で学級編制替えがあったことや、教室配置に大幅な変更があったこと、また、校庭が使えないことに伴う様々な状況の変化など、慣れるまでにやや時間が必要のようでした。しかし、こどもたちには、この5月を機に、それぞれの学年や学級で思う存分自分自身の「よさ」を発揮し、充実した毎日を過ごしてほしいと考えています。そのためにも、こどもたちが困っていたり、悩んでいたりすることがないように、今年度も、教職員全体でこどもたちの話をしっかり聞いて、楽しい学校生活ができるよう取り組んでいきます。元気な心をもったこどもたちを育てるためにも、お困りのことがありましたら、どうぞご相談ください。

 昨年に引き続き、スクールカウンセラーとして森真琴先生が、毎週金曜日に派遣されます。勤務日になっていない金曜日もありますので、ご相談がある場合は、事前に担任または副校長までご連絡ください。
 なお、今年度より、校長による校長教育相談日を設けます。今月は5月18日(水)です。事前に、副校長までご連絡をいただけると幸いです。  
平成23年4月号 
より充実した平成23年度に! 
校長  坪田 光代 
ようやく桜も咲きほころび春らしい日和となった今日、平成23年度が始まりました。気持ちも新たに、期待や希望を胸いっぱいにふくらませ、意欲を燃やしているこども達とともに、新1年生98名を迎えての新年度のスタートです。今年度は、児童数の関係で新3年生・新4年生がそれぞれ1学級減で、全校児童637名21学級となりました。
 さて今年度は、校舎増築工事の関係で、こども達や保護者の皆様にはご不便をおかけすることが多いと思います。また、変更や工夫などを余儀なくされる行事などもありますが、「ピンチはチャンス」ととらえ、昨年よりさらにバージョンアップした「今日が楽しく、明日が待ち遠しい学校・豊洲小学校」にしていきたいと思います。充実した教育活動がすすめられるように、教職員一同努力して参ります。そして、「豊洲小のこどもは、どの子も我が子」の気持ちで、“ちょっと不便な一年”を教職員が一丸となって乗り切っていきます。保護者の皆様には、今年もどうぞご理解ご協力のほど、お願い申し上げます。
 本校では、特色ある学校づくりの一環として、昨年度に引き続き次のような教育活動を計画しています。

 ・豊かな心を育てる学校として、読書の充実、音楽や美術、日本の伝統文化にふれる教育活動を行っていきます。(読み聞かせボランティア、こども落語会、丸木美術館見学、現代美術館スクールプログラム、和楽器体験など)

 ・地域の一員であるという自覚を育てるために、地域の方から学び、地域の方々との交流を積極的に行います。(寿会との交流、商友会の方との交流、地域企業の見学など)

 ・東京都スポーツ教育推進校の指定を受け、体力向上や体育大好きのこども達を育てます。(夢の島陸上競技場を借り切ってのスポーツフェスタの開催、日本のトップアスリートを招聘しての講演会や実技講習会など)

保護者の皆様には、こども達が毎日楽しく充実した学校生活が送れますよう、様々な面でご協力をいただくことがありますので、どうぞ、よろしくお願いいたします。 
平成23年3月号
平成22年度、ご協力ありがとうございました
校長  坪田 光代
  豊洲の町をランナー達が駆け抜ける東京マラソン。5回目を迎え、豊洲に春を運ぶ風物詩になってきたようです。学校の玄関ホールには、ひな人形が飾られました。1年生が育てている植木鉢のチューリップの芽もしっかりとして、あちらこちらに春の訪れを感じる今日この頃です。
 学校では今週末に6年生への感謝の気持ちと卒業を祝って、「6年生を送る会」が開かれます。5年生が中心となり、1年生から5年生までの在校生全員で、心を込めて準備しているところです。在校生にとって、6年生の存在がいかに大きかったかを改めて感じるときであり、6年生にとっても「卒業」を実感する大切なときです。私たち教職員にとっては、それぞれの学年のこども達の成長を実感する「春」なのです。

  いよいよ今年度も残すところ、あとわずかになりました。保護者の皆様には、本校の教育活動にご理解ご協力いただき、誠にありがとうございました。心よりお礼申し上げます。また、過日行われました学校公開・道徳授業地区公開講座には、大勢の保護者・地域の皆様においでいただきました。重ねてお礼申し上げます。さらには本校の教育活動についてのアンケートにもご協力いただき、ありがとうございました。集計結果および考察につきましては、今年度最終号にてご報告いたします。
 本校では、地域の一員としての自覚を高め、人間性豊かで主体的な行動のとれる児童を育成するために、今年度も様々な活動に取り組んで参りました。平成23年度からは、授業内容や授業時間を増やす学習指導要領改訂に基づく新教育課程が実施されますが、本校の地域性を生かし、保護者・地域の皆様の協力を得ながら、今後も「どの子にとっても、今日が楽しく、明日が待ち遠しい学校」をめざした特色ある学校づくりに励んでいきたいと考えています。これからもどうぞよろしくお願い申し上げます。

平成23年2月号
住んでいる町を愛する子に!
校長  坪田 光代
例年になく寒い冬となりました。登校中のこども達の手に氷が…ということもあり、寒さの厳しさを感じます。学校では、一時、インフルエンザの大流行を心配していましたが、今のところ大丈夫のようです。しかし、油断は大敵!どうぞ、ご注意下さい。

 先週、3年生の総合的な学習で、本校卒業生(小安勤様、増茂洋之進様)のお二人から豊洲の昔の様子について、お話をしていただきました。子どもの頃の町の様子や遊びについてのお話は、3年生のこども達にとって大変興味深いものだったようです。昭和30年代から40年代の写真を見ながら当時のお話を伺うと、「ここが豊洲?」と思うようなことがたくさんありました。町の様子が変わっても、お二人の豊洲小学校に対する変わらぬ熱い思いが、聞いている私たちに伝わってくるひとときでもありました。
 新年があけて、地域の皆様から「今年は八幡様の本祭り」というお話を、様々なところで聞く機会がありました。ちょっと先のことではありますが、8月に行われる3年に一度の富岡八幡宮の例大祭のことです。江戸時代から続く伝統的な「水かけ祭り」で、江戸三大祭りの一つにも数えられています。
 深川で生まれ育った私にとっても、夏祭りは大きな楽しみの一つです。豊洲小のこども達にも、脈々と受け継がれたこの祭りを楽しんでほしいものだと思います。そして、祭りを通して住んでいるこの町を、大好きになってくれることを願っています。
 昨年暮れに豊洲町会から、子ども神輿をお預かりすることになりました。豊洲町会では大中小の3つの神輿をお持ちとのこと。そのうちの一番小さな神輿を校長室前に展示しています。子ども神輿といえども細工のすばらしらしさに、ついつい時間を忘れるほどです。学校にお越しの際は、是非ご覧下さい。 

 今週末の2月5日(土曜日)は、今年度最後の学校公開です。5校時は道徳授業地区公開講座として、全学級で道徳の授業をいたしますので、あわせてご案内申し上げます。授業終了後には、ランチルームにて講演会を予定しておりますが、講師の宇佐美衛先生が楽しい趣向を考えてくださっていますので、是非おいで下さい。
 なお、今回はご要望の多かった給食中の参観も実施いたします。
平成23年1月号
一人ひとりのこどもが輝く年に!
校長  坪田 光代
                
新年 明けまして おめでとうございます
 保護者の皆様には、輝かしい新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
 年頭に際し、謹んでご家族のご健康をお祈り申し上げます。
 昨年中は本校の教育活動にご理解ご協力をいただき、誠にありがとうございました。

 今年の東京は、元旦から晴天に恵まれた新年でした。皆様にはいかがお過ごしでしたか。学校には、17日間の長い休みを終え、にこやかな表情のこども達が登校し、校舎内外にこども達の元気な声と共に活気が戻ってきました。

 さて、冬休み明けの全校朝会で、こども達に私自身の座右の銘の話をしました。

 自分を見つめ、まわりも見つめ
 人を生かし、自分も生かし
 めあてをもって努力を続けよう



 この言葉と出会ったのは、四半世紀も前のことです。出会った当時はあまり気にもとめなかった言葉が、年を重ねるにつれ、私にとってとても大切な言葉になりました。
 今回、特にこども達に伝えたかったのは、最後の一行の『めあてをもって努力を続けよう』でした。結果の出かたに個人差はあるものの、『努力(練習)は、人を裏切らない』ということを忘れずに、めあてをもって強い心で臨んでほしいということです。新年を迎え、気持ちも新たに一人ひとりがたてた目標やめあてが、実現できるよう願ってやみません。そしてこども達には、自分のめあてを達成した成就感を味わってほしいと考えます。今年も私たち豊洲小学校の教職員は、一人ひとりのこども達の自己実現のために、惜しみなく支援し指導して参ります。本年も本校の教育活動にご理解とご協力をお願い申し上げます。保護者・地域の皆様方と学校で力を合わせ、一人ひとりのこども達が輝く年、輝く豊洲小にしていきましょう。
 今年の干支にちなみ、みんなでピョンと飛躍する年にしたいものです。

 本校の人気者のウサギ“ルル”と“ルナ”も、冬休み中、飼育委員のお世話のおかげで元気です。今年の主役達も、校舎増築の影響で、飼育小屋のお引っ越しを予定しています。
 増築工事の関係で平成23年4月1日より、現在使っている正門が閉鎖されます。それに代わって幼稚園側からの登校になりますが、通学路についても一部変更の予定です。現在検討中で、詳細が決まり次第お知らせいたします。どうぞ、ご了承下さい。
平成22年12月号
心を一つに
副校長 安藤 芳典
 暑かった夏の記憶がさめないうちに、年の瀬がやってきました。あっという間に1年間の締めくくりの師走です。
 11月1日から6日までの学校公開には、たくさんの地域の方々や保護者の皆様にお越しいただきましてありがとうございました。5日間でおよそ1500名を超える方々に来校していただきました。お寄せいただきましたご意見・ご感想は今後の教育活動に生かして参りたいと思います。
 さて、間もなく平成22年度学芸会が開催されます。各学年とも夏頃から台本を決めたり、配役を決めたりと準備を積んできました。その甲斐があって今年の学芸会は、どの学年もすばらしい出来栄えです。2年に一度行われる学芸会は、いつもとは別のこどもたちの力を発見する機会でもあります。私も学芸会をやり遂げた満足感と達成感で、大きく伸びるこどもたちの姿や学級・学年の団結力が向上して、こどもたち同士がとても仲良くなる姿も見てきました。この学芸会を終えた後、きっと豊洲小学校のこどもたちも一段と自信に満ちあふれ、たくましくなることでしょう。
 学芸会というといつも思い出す言葉があります。「野球は石垣、大型選手ばかりでも勝てるとは限らぬ。チームをまとめるのがうまい子、安打は打てなくてもバントを確実に決められる子、そんな石垣の石になる選手でないとチームは作れない。」高校野球で甲子園出場常連校の監督さんの言葉です。一つ一つの石は個性を主張していますが、互いが支え合い、がっちりと組み合うことで大きな城の礎となります。劇も一人一人が自分の役をこなし、協力し合うことで一つの作品として完成します。ぜひ、鑑賞後にはお子さんを精一杯ほめてあげてください。そして「みんなの心が一つになったとってもすばらしい劇だったよ。」とほめてあげてください。それは、こどもたちにとって最高のご褒美となるでしょう。
 こどもたち一人一人が大活躍する学芸会にどうぞご期待ください。

 この学芸会を大成功させるためにも、昨日配布しましたお便りをよくお読みいただき、ぜひ鑑賞マナーをお守り下さい。そして大きな大きな拍手をお願いいたします。
平成22年11月号
『ながチャレ』で体力向上と学級づくり!
校長  坪 田 光 代
 つい2週間前のこと、10月半ばというのに、夕方になると校庭の片隅から虫の
声が聞こえました。今年は、しばらく夏のような暑さが残ったので、本格的な秋
は当分“お預け”かしらと思っていたところでした。それが一転して、ここ数日の
突然の寒波到来、そして台風。大いに驚かされました。こどもも大人も、急激な
気候の変化に体がついていくのが大変です。早めの休息をとって、体調を崩さ
ないよう気をつけて下さい。
 さて、10/11発行の“こうとう区報”にありましたように、江東区では、こども達
の体力向上が大きな課題となっています。そのため今年から、区内小学校全学
級で『ながなわチャレンジ(ながチャレ)』と称した取り組みを行うことになり、本
校でも10/18〜29に『ながチャレウィーク』が実施されました。
 休み時間の校庭では、様々なところで練習が始まります。学年や学級によっ
て取り組み方を工夫し、『ながチャレウィーク』終盤には、どの学級も目に見えて
上達の様子がうかがえました。
 体力向上もさることながら、この『ながチャレ』によって、こども同士のかかわ
り合いや集団遊びが活発になり、学級の様子に変化がみられるようになったと
いううれしい報告がありました。声をかけ合い、励まし合ったり教え合ったりとい
うことが増えたようです。一つの目標に向かって取り組むことの楽しさを体感で
きたとしたら、本当にすばらしいことです。
 また、『ながチャレ』がもとでこども達の関係がぎくしゃくする場面があったとい
う報告もありました。しかし、それを見逃さず、こども達の問題としてていねいに
取り上げ、一人ひとりの気持ちに寄り添いながら、よりよい学級集団を作るきっ
かけにしていくことも大切です。現在、解決に向けて取り組んでいる学級もあり、
どの子にとっても“毎日が楽しく、明日が待ち遠しい”豊洲小学校にしていきたい
と思います。ご心配なことがありましたら、遠慮なくご相談下さい。 
 先日、「こども落語会」が行われました。当日は、出囃子やめくり、緋もうせん
に座布団など、体育館が寄席に大変身!木久蔵師匠と弟弟子の林家木りんさ
んの落語はとてもわかりやすく、木久蔵師匠からは「こども達がよく笑ってくれた
ので、とても話しやすかったですよ。」とほめていただきました。来年度以降も、
毎年、本校に来ていただくことになっています。来年はどんな落語が聞けるのか、
楽しみですね。
平成22年10月号
伝統的な言語文化との出会い
副校長 安藤 芳典
 今年の夏は本当に暑く、涼しくなることがこんなにも待ち遠しかったことはありませんでした。ようやく秋が訪れ、高い青空や虫の音、秋の味覚を楽しむことができるようになりました。心配なこともあります。夏のムリが今になって出る秋バテです。健康管理をくれぐれもお願いします。
 さて、秋といえば様々な活動にふさわしい時期ですが、芸術の秋もおなじみです。劇、美術、音楽など多種多様な芸術がありますが、この秋は「落語」などはいかがですか。落語は、身近なようでいて真剣に聞いたことはあまりない・・という方はいらっしゃるのではないでしょうか。
 新学習指導要領では、国語で伝統的な言語文化にふれることが求められています。俳句、短歌、に続いて取り上げられることの多い教材が落語です。2年ほど前、4年生の担任をしているときに伝統文学の教材で落語「ぞろぞろ」を学習したことがあります。私もこどもたちも落語をテレビなどで聞いたことはありましたが、真剣に真正面から聞いたことはなかったので、その楽しさは格別でした。みんな「あっ」という間に落語ファンになりました。
 落語は「頭を使わないと笑えない」と言われるほど、言語能力が必要な芸術です。落語の中には国語科が求めている「考える力」「理解する力」「想像する力」「伝え合う力」を引き出してくれる力があります。また、噺家は、目線や仕草、扇子を使い分けます。そのため聞き手は、様々な場面を想像しなければなりません。想像力を育む教育にふさわしい芸術だと思います。
 その落語を豊洲小学校でも聞けることになりました。特色ある学校づくりの一環として、本年度から二代目林家木久蔵師匠を本校にお招きします。4年生以上の児童を対象に、生のステージで迫力のある落語を演じていただきます。こどもたちが伝統的な言語文化に親しみ、楽しみながら国語脳が引き出されることを願っています。
 この落語以外にも豊洲小学校では、こどもたちの力を伸ばすために、これからも創意工夫を生かした特色のある学校づくりを進めて参ります。保護者の皆様、地域の皆様、今後ともご理解ご協力をよろしくお願いいたします。
平成22年89月号
こども達一人ひとりにとって、実りの多い秋に!
校長  坪 田 光 代
    5週間があっという間に過ぎてしまった夏休み。こども達の元気な顔や声が校内にあふれ、学校に活気が戻ってきました。
 今年の夏は“亜熱帯のような”という表現を超えるほどの酷暑続き。夏休み水泳教室に来たこども達からは、「プールの水がぬるかったよ」とちょっぴり残念そうな感想も聞かれるほどでした。暑さは未だに収まる気配がありません。各ご家庭におかれましては、くれぐれもどうぞ健康にご留意下さい。そして、こども達の生活のリズムが取り戻せるようご協力下さい。 
 
 学校で実施した夏期水泳教室は、13日実施(雨などで中止した回数2回)で、延べ2634名のこども達が参加しました。参加したこども達の多くが泳力をつけ、毎日とてもいい表情で帰っていきました。本校の学びフェスト“、卒業までに25メートル泳げるようになる”の達成に結びつけたいものです。
 5年生の日光林間学校(8月4日〜6日)は好天に恵まれて、全行程を予定通り行うことができました。2泊3日の短期間ではありましたが、家庭を離れての集団生活を通して、5年生のこども達がひと回り大きく成長して帰ってきました。今後の5年生の活躍に期待したいと思います。
 夏休み中に行われた各町会の納涼盆踊りでは、楽しそうに参加しているこども達にたくさん出会いました。私自身、盆踊りがこどもの頃の楽しみの一つだったことが思い出され、今夏は大いに踊り楽しませていただきました。夏休み中、保護者・PTAおよび町会・地域の皆様方には、こども達のために安全を見守っていただいたり様々な行事を行っていただいたりしました。本当にありがとうございました。この場を借りてお礼申し上げます。
 
 さて学校の秋は、学芸会や生活科見学・社会科見学、豊洲小まつりなど学校・学年・PTAなどの大きな行事が予定されています。気候もよく、学力や体力を身につける最適な時でもあります。学校としても、こども達一人ひとりにとって実りの多い毎日になるよう努力していきたいと考えています。こども達がこれまでに培った力をさらに伸ばしていけるよう、よりわかる授業や楽しい授業になるよう、また、毎日通うことが楽しい学級学校づくりをめざします。今後ともご理解ご協力お願い申し上げます。
平成22年7月号
夏休み
副校長 安藤 芳典

 雨の季節も本格化し、ジメジメとした蒸し暑さがうっとうしい季節、梅雨明けが待ち遠しいです。私の自宅の周辺は、利根川流域の田畑に恵まれた地域で、この時期には昼となく夜となく蛙の声が響いています。5月の連休の田植えから二月ばかり、稲は順調に生長して青々とした葉を伸ばしています。40年も変わらず見続けてきたふるさとの風景です。
 先日その田んぼで、蛍を見ました。こどもの頃と少しずつ変わってきた風景の中で、ほんのわずかですが見ることができる貴重な自然です。(滅多に見ることはできません。)梅雨のうっとうしさも、植物や昆虫など自然にとっては大切な季節なのだと改めて感じました。
 日本には、じっと耐えて待つという文化があります。冬の厳しさに耐えた後の欄間の春を楽しむ。梅雨の長雨と湿度の耐えた後の光り輝く夏を謳歌する。どちらも喜びをいっぱいに表現します。今、この季節をうまく生かした日本らしい文化が少しずつ失われつつあるような気がします。旬を忘れてしまったようにいつでも味わうことのできる果物が増えたり、ついつい季節の移ろいも忘れてしまうような人の心も急ぎ足になったりしているようです。

    梅雨明の近き山雨に叩かれて     稲畑汀子

 この梅雨が明ける頃、こどもたちの楽しみにしている夏休みがやってきます。たくさんの計画や期待に胸をふくらませていることでしょう。どうか今年も事故や病気のない、有意義な夏休みであることを願わずはいられません。
 夏という季節をいっぱいに楽しんで、こどもたちが一回りも二回りも大きく成長した姿を見せてくれることを楽しみにしています。
平成22年6月号
こども達の活躍をご覧下さい
         〜運動会、学校公開〜
校長  坪 田 光 代
 まさに新緑が美しく、太陽の日差しの強さに驚かされる季節となりました。
 いよいよ明日は、本校の大きな行事の一つである運動会です。気象情報によれば、明日は、薄曇りの絶好のコンディションのようです。
 新年度が始まってすぐの大きな行事で短期間の練習期間でしたが、毎日こども達はがんばって練習してきました。明日は、1年生から6年生までそれぞれの学年にふさわしい演目で、保護者・地域の皆様を楽しませてくれることと思います。どうぞご期待下さい。また、高学年は、係の仕事でも自分たちの責任を果たそうと張り切っています。そんなこども達のがんばっている姿に、たくさんの拍手や応援、励ましをいただけると幸いです。ほめられ、認められることこそが、こども達の「自己肯定感」「自己有用感」をはぐくみ、一人ひとりの成長を促します。運動会という行事の取り組みを通して、豊洲小学校のこども達をひと回りもふた回りも大きく成長させたいと思います。是非、ご理解ご協力のほどお願いいたします。
 
 さて、本校では、近い将来に児童数増加が見込まれるため、平成23年度いっぱいをかけて、校舎増築工事が行われます。現在の校庭のほぼ半分が増築校舎となり、その周りに工事のための囲いをつくるため、平成23年度の運動会は本校校庭で実施することができません。したがって、平成23年度については、運動会を近隣の学校で実施する予定です。この校庭でできる運動会は、しばらくお休みです。今後は、本校の運動会の会場や運営についても新しい形で考えていかなければなりません。豊洲小学校として、よりよく進化していきたいと考えています。  

 6月8日(火)〜11日(金)は、学校公開週間です。運動会とはまた違う日常の学校生活の様子をご覧いただくよい機会です。授業時間や休み時間の様子などで、お子さんのよいところをたくさん見ていただけると幸いです。時間割等の詳細については、後日配布の予定です。どうぞよろしくお願いいたします。
平成22年5月号
団結の力
副校長 安藤 芳典
 春先の天候不順もようやく安定し、五月晴れの穏やかな天候が戻ってきました。新年度が始まって1ヶ月ほどがたち、新しい学年、新しい友達、新しい先生にようやく慣れてきたところでしょうか。本年度も順調にスタートしています。
 5月は、こどもたちが楽しみにしている運動会があります。1年生は小学校初めての、6年生は小学校生活最後の運動会となります。みんな全力を出し切って、悔いの残らない運動会にしてほしいものです。運動会を成功させる上で欠かすことのできないものが、紅組、白組の団結です。それぞれの色の勝利を確信して全力で演技したり、応援したりします。チームが心を一つにしている光景は運動会の醍醐味といえます。
 私たちが一つのチームや団体に所属して、心や考えを一つにして取り組むことは、私たちの脳の「統一・一貫性」の働きによるものといわれています。数が多い方にそろえたいとする本能が自分を同一の仲間の中に身を置きたいという行動に変わり、団結が生じるということです。
 このことは、各学級においてもおきています。仲間になりたい、所属したいという本能は、自分の意見や考えと少々違っても、多くの意見にそろえたい、仲間はずれになりたくないという考えを支えています。みんなに合わせてしまうのはそのためです。 この脳の「統一・一貫性」の働きを利用してよい方向に活用したいものです。
 たとえば、学校全体でのあいさつ運動。みんなが進んで、気持ちよくあいさつのできるようになれば、気持ちよいあいさつやコミュニケーションであふれる学校になるでしょう。
 こどもたちのもつ力を最大限に生かして、豊洲小をさらにすばらしい学校にしたくなるような団結をしていきたいと思います。
平成22年4月号
今日が楽しく、明日が待ち遠しい学校に
校長  坪田 光代
 この日を待っていたかのように、桜が満開となりました。花が香り、希望のふくらむ春の到来、平成22年度がスタートしました。
 お子様のご進級・ご入学おめでとうございます。このたび、天田隆校長の後任として、豊洲小学校第16代校長として着任いたしました。保護者・地域の皆様に支えられ共に歩む豊洲小学校に着任できたことは、私にとって大きな喜びであり、責任の重さを痛感しております。本校の子ども達のために、全力を尽くしてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
 さて、豊洲小学校の教育目標は、「ともに力を合わせる子、よく考えて行動する子、すなおで元気な子」です。まさに、この地「とよす」にふさわしい教育目標であり、いつの時代も、どの世代にも、忘れてはならない目指す人間像が掲げられています。この教育目標の実現に向け、これまで培われてきた本校の教育活動を継承しつつ、児童一人ひとりが大切にされ、どの子にとっても「今日が楽しく、明日が待ち遠しい学校」をつくっていきたいと思います。教職員一同、「どの子もわが豊洲の子」の気持ちで、今年度の教育活動を行っていきたいと考えていますので、ご理解ご協力のほどよろしくお願いいたします。
平成22年3月号
春を迎える
校長  天田  隆
 「自分には厳しく、相手にはやさしく。という自己を。
             そして、すなおでかしこい自己を」                           司馬遼太郎
  「自己を確立する」ことの大切さを作家の司馬遼太郎さんがこどもたちに述べています。このことは、未来を生きるこどもたちが、社会のなかで生きていくためにはとても重要なことです。
 さて、三月に入りこどもたちは一年のまとめとともに、四月からの進級・進学に向け準備を始めています。校庭の木々も厳しい冬の寒さに耐え「春」を待っています。
 この一年、こどもたちは豊かな学習環境のなかで、「頭」と「体」と「心」を鍛えてきました。その結果、学習面をはじめ身体的にも精神的にも大きく成長してきたことをご家庭でも実感していただけるのではないでしょうか。
 小学校時代は「豊かに生きていくための基礎づくり」の時期です。この時期に、こどものもつ「学びと心のエネルギー」をはぐくみ、こどもの中にしっかりと根を張ることが大切です。
 このことを通して「自己が確立」されるからです。

 学校でも、この一年のこどもの「学び」や「心の成長の足跡」をこどもたちに伝え、四月からの新しい出発の「意欲」や「自信」につなげていきたいと思います。ご家庭でもこどもの成長をじっくりと語り合い、来年度の目標づくりの機会としていただければ幸いです。
 おわりに、この一年間、本校の教育活動に対しましてご理解・ご協力をいただき誠にありがとうございました。
平成22年2月号
優しさのキャッチボール
副校長 安藤 芳典
 入試シーズンを迎えましたが、よく出題されることわざの中に「情けは人の為ならず」があります。このことわざの意味は、「親切は人の為にならない。」と「親切は人の為になる。」のどちらなのだろうとよく議論がおきます。
 本来の意味は「親切はやがて巡って自分の為になるのだから、人には優しくしておくべきだ。」となりますが、世論調査でも間違って覚えている人は47%にも及ぶそうです。
 ある雨の朝、豊洲駅から学校へ向かって歩いていると、これから通勤しようとする人々が反対方向に歩いてきます。若い紳士とすれ違おうとしたとき、彼は持っていたかさを高く上げ、ぶつからないようにしてくれました。深川の江戸しぐさを垣間見ました。他人への思いやりを忘れていた自分が恥ずかしくなりました。
 私が担任をしているときのことです。給食の準備中に誤って牛乳をこぼしてしまった女の子がいました。その子が牛乳を拭いていると、同じ班の男の子が手伝い始めました。それから数週間経った頃、別の班でまた牛乳をこぼしてしまうことがありました。すると以前に片付けを手伝ってもらった女の子がわざわざ牛乳拭きを手伝いに行ったのです。その女の子に訳を聞くと、「以前困っているときに手伝ってもらってうれしかったから。」と答えてくれました。それから次第に優しさの輪は広がり、親切にしてもらう喜びと、親切にする喜びを感じあうこどもたちが増えました。
 親切や優しさは、かけられた人だけの為ではなく、巡り巡って自分の為になるということは、親や教師がこどもたちに伝えていかなければならないと強く感じています。人を思いやる心が住みやすい社会をつくりだし、ひいては共生の社会、安心・安全な社会となっていきます。ここ深川・豊洲からもう一度江戸の人々の心、優しさのキャッチボールを広めていきたいものです。        
平成22年1月号
人間らしく生きた瞬間
校長  天田  隆
なんとなく 今年はよいことあるごとし
           元旦の朝 晴れて風なし  
                        石川 啄木
新年 あけまして おめでとうございます。 
 新しい年を迎えました。啄木が詠んだように、今年こそ暗い世相が明るいものになり、こどもたちが大きな希望をもって、健やかに成長できる年にしたいと強く願うものです。
 さて、3月の修了式までの登校日数はわずか51日間です。古来より「光陰矢のごとし」「時は金なり」など、時にまつわる格言やことわざはたくさんあります。昔の人たちは、このような言葉を人生の戒めとして活用してきたのでしょう。一般に「時間を無駄にせず効率よく生活する」ことは美徳とされています。だらだらと生活する者は、怠け者としての烙印を押されてきました。これは当を得た見方です。
 では、無駄は人間にとって不必要なことでしょうか。ときとして、回り道をしたことが思いがけなく人間形成に大いに役立っていることがあります。道草で発見したことや夢中になってのめり込んだ体験が、将来につながったという思いは誰にでもあるでしょう。大切なのは、目を輝かせて真剣に取り組んだ時間ではないでしょうか。
 冬休みに、知人の経師屋さんのお宅に伺う機会がありました。その作業場には、次のような額がかかっています。
『本気になれ 真剣になれ 人間らしく生きた時間の合計のみが 人間の年齢である』
 Aさんは、江戸から続く経師の伝統を守り抜いてきた伝統工芸職人です。苦労人だけに、この言葉の重みがずっしりと伝わってきます。
 51日間は、1年間のまとめと進級・進学の準備をする大切な時です。計画的に進める子も回り道をする子も、本気で真剣に過ごす時間をもてるようにしたいと考えています。
 保護者・地域の皆様には、昨年以上のご支援・ご協力を、本年もよろしくお願い申し上げます。
平成21年12月号
見えないもの
副校長 安藤 芳典
 1年が過ぎるのは早いものでもう師走を迎え、街はいつの間にかクリスマス一色になってしまいました。きらびやかなイルミネーションや商店のショーウィンドーの華やかさは、寒さが厳しくなるこの季節の中で私たちの心を温かく、わくわくさせてくれます。 
 ところが、この時期になると決まってある質問をこどもたちからされます。私が1年生の担任だったとき、男の子が、
 「先生、サンタクロースって本当にいるの?」
と聞いてきました。私はこの質問をされると、よい機会だと思い、昔父に話してもらった話をすることにしています。
 私が小学校4年生の時でした。クリスマスイブの夜どうしてもサンタを見たいので、眠気と戦いながらサンタが来るのを布団の中で待ちました。真夜中枕元に現れたのはサンタではなく、父でした。「やっぱりそうだったのか。」 翌朝父に昨夜のことを話し、「やっぱりサンタはいないんだよね。」というと父は、こんな話をしてくれました。
「この世の中にはきっとサンタクロースはいるんだよ。もしサンタクロースがいないとなれば、このクリスマスはなくなってしまう。どうしてなくならないのか、それはサンタクロースはいるからだ。みんないて欲しいと願っているからだよ。クリスマスのない夜なんて寂しいじゃないか。サンタクロースはいつかきっとおまえの目の前に現れるかもしれないよ。」
 私は、見たことがないからといって、ないとかいないとかと決めつけてしまうことは、あまりに寂しいことだと思います。UFOやおばけも見たことがないのに信じている人が多いのは同じことです。
 人は夢や想像を持つことがとても大切なのだと思います。だから心が温かくなり、わくわくするのです。きっと今年もみんなの心にサンタクロースはやって来るでしょう。よいお年をお迎えください。
平成21年11月号
「実りの秋」を迎えて
校長 天田 隆
 菊薫る季節、そして実りの秋を迎えました。こどもたちは、秋の陽ざしを全身に受け元気に学校生活を過ごしています。
 本校では、10月30日(金)〜11月6日(金)まで学校公開を実施いたします。保護者の皆様をはじめ地域の皆様にご来校いただき、こどもの「学び」の姿と「学び」の成果を参観いただきたいと思います。
 さて、こどもたちは、後期に入り「学習」「運動」「心」など様々な面においてたくましく「成長」してきています。このことは、4月からの積み上げてきた一つ一つの「学び」がこどもの力となってきているからだと思います。
 5月に校庭で「一輪車」に乗れず練習していた2年生が、今では楽
しそうに「一輪車」に乗っています。膝をすりむきながら何度も練習した「成果」だといえます。
 私は、こどもが「成長」していくというのは、階段を一歩一歩上がる
ように「変化」するのではなく、ある瞬間を境に急激な曲線を描くように「変化」していくのではないかと考えています。
 それは、「ターニングポイント(転換点)」だといえます。しかし、それがいつくるのかはわかりません。そのため努力しても思うように成果が見えず、途中で諦めたり、自信を失ったりすることが少なくありませんが、その瞬間は必ずくると私は信じています。
 このようなときこそ、学校ではこどものターニングポイントととらえその場を逃さず、一人一人のこどもの「実りの秋」を迎えるために、全力で後押しをしていきたいと思います。
平成21年10月号
あきらめない心
副校長 安藤 芳典
 9年連続200本安打の大リーグ新記録を樹立した、シアトルマリナーズのイチロー選手。シーズン最多安打記録など、数々の記録を打ち立ててきたことは記憶に新しい。かつてのアメリカ大統領クリントン氏が、当時「日本からの最高の輸出品だ。」と語ったそうだ。私たち日本人の誇りである。
 そのイチロー選手も春先のWBCでは、期待されながらも凡退を繰り返し、ついには、「交代させた方がいいのではないか。」「もう年齢的にピークは過ぎた。」などとささやかれた。その裏側でイチロー選手は、計り知れない重圧と戦っていたという。「心が折れてしまいそうだった。」という言葉を聞いたとき、表情を変えず、淡々とプレーするイチロー選手もそんなに苦しんでいたのかと軽率な発想をした自分が恥ずかしくなった。重圧が最高潮に達したのが、韓国との決勝戦、延長10回2死1,3塁の打席。イチロー選手は絶好のチャンスの打席で「全国民の思いが詰まっている。大きなものを失うかもしれない。」と今まで味わったことのない恐怖と戦っていたという。テレビの前で観戦している私たちには全く想像もできなかった。その重圧のために大リーグのシーズンに入ってから胃潰瘍になって欠場している。
 その後のイチロー選手は、WBCでの打席の経験があったからどんな状況でも怖くなかったという。過去最高の自分だと評している。プレッシャーは人を強くするという言葉を私たちに教えてくれた。
 私たち大人は、こどもに対して少しでも困難を排除してあげようとしている。転ばぬ先の杖を用意してしまっている。しかし、全てに対してそれが本当によいことなのかをイチロー選手の物語は私たちに語ってくれている。このこのためにこの困難は排除してあげるべきなのか、それとも乗り越える力を養うためにあえて困難に立ち向かわせるべきなのか。私たち大人は、改めて考え、選んでいく必要があろう。
平成21年9月号
こどもが輝く学期に
校長 天田 隆
 夏休み明けのこどもたちの姿や顔つきは、一段とたくましくなった気がします。この夏、こどもたちは学校ではできないさまざまな体験をしたからでしょう。田舎や海、山で、あるいは、家庭や地域といろいろな場所で、がんばったのだと思います。こどもの周りで手をさしのべ、つながりを深め、応援いただいた皆様に心より感謝申し上げます。
 後期には、夏休み前や夏に身に付けた力を基にし、さらに夢を大きくふくらませてほしいと願っています。校外学習や宿泊行事(なかよし学級)、展覧会など、こどもが楽しみにしている行事もありますが、何よりも学級・学年を単位に、じっくりと話し合い、考え、自分や学級をよりよくするための取組を大切にしてほしいのです。そのことが学習を含めて、自分を磨き輝くことにつながると思うのです。
 運命という言葉があります。人間は「運がいい」とか「運が悪い」という言葉で状況のよしあしを表現することがあります。誰にも身に覚えのあることです。しかし、運は他人任せにしていてはどこからもやってくるものではありません。運は自分の力で引き寄せて巡ってくるものです。文字通り「運命」とは、自分の力(命)で運ぶことなのです。
「運がいい」と喜んでいるときの顔は、輝いています。本当は自分が一生懸命に努力をして、よい状況を生み出したのですから当然といえます。後期に一人一人が輝くためには、周りで応援をしてくれる人とともに自分が真剣にがんばることで、「運」を手中に収めることができるのだと思います。
 今後もより一層のご支援ご協力をお願い申し上げます。
平成21年6月号
学校をオアシスに
校長 天田 隆
「校長先生、おはようございます」
「はい、おはようございます。あいさつがとても上手にできますね」
「ありがとうございます」
 明るく元気にお礼をいい、姿勢を正しお辞儀をして校長室を立ち去って行った6年生がいました。私は、その後ろ姿を見送りながら、とてもすがすがしくさわやかな感じがしました。
 今年度本校では、学校経営方針の重点のひとつに「あいさつを進んでしよう」を掲げています。この6年生の立ち居振る舞いに、培われてきているこどもの育ちの姿を見る思いがしました。
 さて、オアシスというと「砂漠にある緑地、いこいの場所」を思い浮かべます。学校も、すべてのこどもたちにとってオアシスとなるようにしていきたいと考えています。オアシスとは、4つのあいさつの基本の言葉です。オは「おはようございます」 アは「ありがとうございます」 シは「失礼します」 スは「すみません」。それぞれの頭文字をとるとオアシスになります。
 あいさつが明るく交わされると、お互いの気持ちが通じ合い、それが行動面にも表れはじめます。「目に見えない心を育てるには、目に見える形を通して育てよ」といわれます。明るいあいさつという形を通して、全校児童683名一人一人の心をはぐくんでいきたいと思います。
平成21年5月号
こどもたちの日々の成長を願って
副校長  和田英一郎
 本年度、副校長に任用され、豊洲小学校に異動して参りました。前も後ろも右も左も分からずに、副校長としての職務に就いておりますが、保護者の皆様や地域の皆様のお力添えをよろしくお願いいたします。
 毎日が発見と喜びの連続です。私自身日々少しずつですが、成長していることを実感しています。
 さて、豊洲小学校のこどもたちにとって、豊洲小学校での生活はどうでしょうか。成長につながっているでしょうか。昨日より今日。今日より明日。こどもたちは少しずつ成長しているでしょうか。
 学校でのこどもたちは、担任の先生をはじめたくさんの教職員に支えられ、熱意ある指導を受けながら日々成長しています。一時間の授業において、貴重な学習内容を学び取り、学力を高めていきます。厳しくも心温まる生活指導を受けて、基本的な生活習慣が身についてきています。こども同士も心と体の触れ合いによって、人間としての優しさやコミュニケーション能力が養われています。また、ご家庭や地域においても、大人からの様々な言葉かけや活動によって、こどもたちの心は大きく成長していきます。
 保護者の皆様には、こどもたちを温かく見守っていただくとともに、こどもの実態をしっかりと把握していただき、成長したところ、伸びたところ精一杯ほめていただきたいと思います。
 学校の教職員は、こどもたちの成長のために授業や生活指導に全力で取り組みます。こどもたちを日々成長させていくことは、薄い皮を重ねていくような作業ですが、そのための努力は惜しみません。
 5月30日(土)には、こどもたちが楽しみにしている運動会があります。保護者の皆様・地域の皆様には、ご協力をよろしくお願いいたします。
平成21年4月号
よろしくお願いします
校長 天田 隆
                            
 満開の校庭の桜とともに、新しい学年がやってまいりました。
開校62年目を迎えた本校は、平成21年度、新一年生134名を迎え、全校児童  名でスタートいたしました。こどもたちは新たな希望を抱いて登校してくることでしょう。学校はこれまで以上に、こどもたちの「自分探しの旅」の手助けをしたいと考えています。
本校の教育目標は
  ○ ともに力を合わせ子
 ○ よく考えて行動する子
 ○ すなおで元気な子                           です。 

今年度は、平成23年度から完全実施される新しい学習指導要領に向けての移行期間(平成21年度・22年度)となります。しかし、学習指導要領が変わっても小学校教育の本質は変わらないと私は考えています。小学校教育は、生涯にわたる学習の基礎・基本を確かに身に付けさせることが重要であります。そのために、こどものもつ無限の可能性と人間性を豊かにはぐくむとともに、時代の変化に主体的に対応できる知・徳・体の調和のとれた心豊かなこどもたちを育てていきたいと思います。
具体的には各学年の目標や計画に沿って、友達や教師とともに楽しい活動が繰り広げられることでしょう。本日、初めて出会う担任や改めて再出発する教師は、こども一人一人の確かな成長と心豊かな育ちを目指すことを責務としています。こどもの成長を願う保護者の皆様と心を合わせ、教育の効果をより高めるようにしていきたいと考えています。
 本年度も教職員一同、新たな決意で学校教育を進めてまいります。保護者の皆様や地域の皆様の学校教育、学校行事等への一層のご理解・ご協力をよろしくお願いいたします。
平成21年3月号
春を迎える
校長  天田  隆
〜自分には厳しく、相手にはやさしく。という自己を。
          そして、すなおでかしこい自己を〜 司馬 遼太郎

 三月に入り、こどもたちは一年のまとめとともに、四月からの進級・進学に向け準備を始めています。校庭の木々も長く厳しい冬の寒さに耐え「春」を待っています。
 この一年、こどもたちは豊かな学習環境のなかで、「頭」と「体」と「心」を鍛えてきました。その結果、学習面をはじめ身体的にも精神的にも大きく成長してきたことをご家庭でも実感していただけるのではないでしょうか。
 さて、上記の言葉は、作家の司馬遼太郎さんがこどもたちに「自己を確立する」ことの大切さを述べたものです。このことは、未来を生きるこどもたちが、社会のなかで豊かに生きていくためにはとても重要なことです。
 小学校時代は「豊かに生きていくための基礎づくり」の時期です。この時期に、こどものもつ「学びと心のエネルギー」をはぐくみ、こどもの中にしっかりと根を張ることが大切です。このことを通して「自己が確立」されるからです。
 学校でも、この一年のこどもの「学び」や「心の成長の足跡」をこどもたちに伝え、四月からの新しい出発の「意欲」や「自信」につなげていきたいと思います。ご家庭でもこどもの成長をじっくりと語り合い、来年度の目標づくりの機会としていただければ幸いです。
 おわりに、この一年間、本校の教育活動に対しましてご理解・ご協力をいただき誠にありがとうございました。
平成21年2月号
こどもから教わった季節の移り変わり
副校長 加 藤 茂
 昇降口で「もうすぐだね。」「私は赤い方が好き。」という声がした。私たち大人は暦で知る季節の移り変わり。観察力鋭いこどもは校庭の樹木から感じとっていた。放課後、じっくり見ると紅梅は色づき始め、隣の白梅のつぼみもふくらみかけていた。一週間の時が流れると、春の訪れを多くのこどもたちの目で確認できるようになった。こどもたちが先に感じ取った春をうれしく思えた。
 私が育った葛西は半農半漁の町で、通学途中のあぜ道にはセリが一面に広がり、所々に水仙の花が咲いていた。名物の海苔は全国的に有名で、早朝からトントントンと海苔を刻む音で目が覚め、海苔乾し場から磯の香りが漂っていた。私は季節の移り変わりを目と耳と鼻で感じていたことを思い出し、貴重な体験ができたことに感謝している。
 そして、海や池での遊びが思い出となっている。シリウスが西の空に消える真冬の早朝、カーバイトの灯りを頼りにハマグリや赤貝を捕り、たき火に魚介を投げ入れ、競争で食べた光景を昨日のことのように思い出す。高層団地が立ち並ぶ今の葛西からは想像もできないことである。
 豊洲の町も構想の建物が多く、鳥を眼下に見慣れたことも多い。日常生活では樹木を上から見るこどもたち。そのこたちが校庭の片隅ある二本の梅の木を見上げ、気づいた季節の移り変わり。もっともっと賞賛してあげればよかったと悔いた。 
平成21年1月号
人間らしく生きた瞬間
校長  天田  隆
  なんとなく 今年はよいことあるごとし 元旦の朝 晴れて風なし 
                          石川 啄木

 新しい年を迎えました。啄木が詠んだように、今年こそ暗い世相が明るいものになり、子どもたちが大きな希望をもって、健やかに成長できる年にしたいと強く願うものです。
 さて、3月の修了式までの登校日数はわずか52日間です。古来より「光陰矢のごとし」「時は金なり」など、時にまつわる格言やことわざはたくさんあります。昔の人たちは、このような言葉を人生の戒めとして活用してきたのでしょう。一般に「時間を無駄にせず効率よく生活する」ことは美徳とされています。だらだらと生活する者は、怠け者としての烙印を押されてきました。これは当を得た見方です。
 では、無駄は人間にとって不必要なことでしょうか。ときとして、回り道をしたことが思いがけなく人間形成に役立っていることがあります。道草で発見したことや夢中になってのめり込んだ体験が、将来につながったという思いは誰にでもあるでしょう。大切なのは、目を輝かせて真剣に取り組んだ時間ではないでしょうか。
 知人に、経師屋さんがいます。その作業場に次のような額がかかっています。
『本気になれ 真剣になれ 人間らしく生きた時間の合計のみが 人間の年齢である』
 Aさんは、江戸から続く経師の伝統を守り抜いてきた伝統工芸職人です。苦労人だけに、この言葉の重みがずっしりと伝わってきます。
 52日間は、1年間のまとめと進級・進学の準備をする大切な時です。計画的に進める子も回り道をする子も、本気で真剣に過ごす時間をもてるようにしたいと考えています。
 保護者・地域の皆様には昨年以上のご支援・ご協力をお願い申し上げます。
平成20年12月号
感動をありがとう
校長  天田  隆
 凛とした大気の清涼さとともに、ポインセチアの紅がひときわ映える師走を迎えました。
 さて、11月14日(金)・15日(土)に学芸会が行われました。こどもたちの劇は「人と人をつなぐ」ということがテーマになっていたように思います。劇を通して「やさしい心」「思いやる心」「勇気」「助け合い」「人間にとって大切なもの」等のメッセージが心に届きました。
 こどもたちと先生方の手作りの舞台、役になりきった迫真の演技や歌や踊りがひとつのテーマへと導いてくれました。それぞれの学年の劇が終わった時、私の心の中に大きな感動が押し寄せてきました。この感動を心にしみ込ませ、一番の宝物を手に入れたのは演技したこどもたちではないでしょうか。それは、登場人物になりきることによって、発する台詞や振り付けに輝きが見られたからです。こどもたちの演技力・表現力に感心するとともに、心の成長著しい学芸会となりました。
 また、学芸会でのそれぞれの役割を果たすことによって、自らの個性や才能を発見し、伸ばしたこどもたちもたくさんいました。これら一人一人の個性や才能は、学習や生活の基礎・基本を土台として伸びていくものです。学校では、今後もこどもたちに基礎・基本の確実な定着を図るとともに、一人一人のもつよさや可能性をさらに磨き・高めていきたいと思います。
 間もなく新しい年を迎えます。今年の学校教育活動への献身的なご支援に感謝申し上げるとともに、来年もどうぞよろしくお願いいたします。よいお年をお迎えください。
平成20年11月号
さわやかな言葉遣いを
校長  天田  隆
 「よお、おまえのクラスの先生、こわいかよ」。
 「こわかねえよ。おもしれえよ」。
 「何が?」。
 「このあいださあ、笑っちゃうよ・・・・・」。
 まだまだ続くのですが、誰の会話だと思いますか。
 実は、電車の中での女子高生の会話なのです。背が高く素敵な髪で、感じのよいことえくぼのかわいい二人でしたが、会話を聞いてがっかりしました。
 近くにいた大人の数人がまゆをひそめているのがわかりました。
 「ねえ、○○さんのクラスの先生、こわい?」。
 「こわくないわよ。おもしろいわよ」。
 「そうそう、この間、おもしろかったのよ」。
 こういう会話はむずかしいのでしょうか。
 「言葉」は本当に大切なものです。この二人の高校生も変な人ではないと思います。
 しかし、直接知らない人は、このような言葉遣いひとつも、その人について判断する材料のひとつになるのです。けっしてよい感じではありません。
 過日、3年生が国語で言葉の終わりに、「〜です。〜ます。」を付けて発表する学習をしていました。
 「母が、集金の人に一万円をわたしています」「これは、肉です」「里いもです」「ここは、京都です」「そこに、戸だながあります」「姉です」「親友です」。
 このように「〜です。〜ます。」を最後に付け足しただけども、相手が受け止める印象は大いに違います。やさしい言い方、わかりやすい表現、正しい言葉遣い、感じのよい口調など、誰にとっても大切なものです。
 日常生活の中での、とくにこどもへかける言葉遣いをよく考え、今後もこれまで以上に、家庭と学校が連携を深めながら取り組んでいきたいと思います。
 さわやかな秋です。さわやかな言葉遣いでありたいものです。
平成20年10月号
すべてに感謝
副校長 加 藤 茂
 私の育った葛西の町は、9月になると黄金色に熟した稲穂が一面に広がる半農半漁の町であった。物心が付いたころは漁業権を放棄し、会社員として勤める人が増えたころで葛西の町が大きく変わり始めたころであった。
 家の近くに中川用水路と江戸川放水路を結ぶ新川という川があり、春と夏には川で茶碗などを洗っている光景が今でも目に浮かぶ。秋になると稲穂が実り、田の取水がなくなることで、水の流れが止まりよどみが出る。そのため、川での茶碗洗いができなくなると教えていただいた。私たちこどもにとってはくちぼそ釣りの時期到来である。以前、ハゼ釣りのことを記しましたが、自然が豊富にあった少年期であった。帰宅後は豊かな自然のもとで伸び伸びとすごしていた。釣りを楽しんだ用水路は埋め立てられ、道路になった。一面、黄金色に輝いていた場所は高層の団地に変わった。その変わりようはこども心にも大きなできごとであった。
 豊洲や枝川の町も都や区の計画のもとに大きく変容している。こどもたちの目にはどのように映っているのか。10年後、20年後に答えが出ると考えている。葛西の町は自然が失われるのと同時に新しく目に見えないものが失われたように思える。豊洲や枝川ではどうなのかなと考えていたが、心配をしなくても大丈夫であった。それは夏のできごとである。町会の方々のおかげで、『祭り』が催された。豊洲や枝川に来られた人が祭りに参加し、「ワッショイ、ワッシヨイ」のかけ声の下に体を寄せ合い心を一つにしている。そのパワーに圧倒されたのは私だけではない。参加した本校職員も感動し、役員の方々の真心に感謝の言葉が口々にでた。
 豊洲小の田にも稲穂が実り、太陽と大地に感謝しているかのように頭を垂れている。『秋の全国交通安全運動』の最中、豊洲小の2年生がテントの方々に「ありがとうございます。」と声をかけてる光景を見た。稲穂のように。
平成20年8,9月号
一つの言葉
校長  天田  隆
  夏休みが終わり、こどもたちの歓声が校庭に戻ってきました。日焼けした顔は、夏の経験から得た自信と後期への希望で輝いて見えます。全員元気にスタートできたことを喜んでいます。家庭・地域のこどもとして何かとお世話いただいたおかげです。心より感謝申し上げます。
 さて、夏休みに部屋の片付けをしていましたら、捨てきれずにとっておいた資料の中に、次の言葉を見付けました。
 一つの言葉で けんかして   一つの言葉で 仲直り
 一つの言葉で 頭が下がり   一つの言葉で 笑い合い
 一つの言葉で 泣かされる   一つの言葉は それぞれに一つの心を持っている
 きれいな言葉は きれいな心  やさしい言葉は やさしい心
 一つの言葉を 大切に     一つの言葉を 美しく
 誰の詩かはわかりません。ずいぶん前に先輩の先生からいただいた資料に出ていたものです。人間社会での言葉のもつ機微を、実によく捉えているようで、私自身も反省させられました。また、改めて「一つの言葉」のもつ力を思い直しています。
 国語辞典によると、言葉とは「人々が感情、意志、考えなどを伝え合うために用いる音声、またはそれを文字に表したもの。ものの言い方。口のきき方。話し方」とあります。先の詩は、私たちの日常の言葉で、主に感情の面をうたったものです。人間は感情の動物であり、社会的な動物であるといわれます。そして、言葉でコミュニケーションを保っています。一つの言葉が、人間の喜怒哀楽につながっています。これからも、一つの言葉のもつ重さをこどもに伝えていきたいと思います。
平成20年7月号
少年期の思い出を大切に
副校長 加 藤  茂
5年生の田んぼの稲が大きく成長している。学級園を見ると、枝豆、落花生、茄子、朝顔、サツマイモ、ジャガイモ、オクラ、インゲン豆、トウモロコシなどが成長している。 特別支援学級では茄子が実り収穫した。こどもたちは、茄子を塩もみにして香の物を作った。うれしそうにほのぼのとしたその様子は、私の育った葛西の町を記憶に呼び起こしてくれた。以前にも記させていただいたが当時の葛西の町は半農半漁の町であった。
 梅雨になると楽しみが二つあった。一つめは潮干狩りである。まるまる太ったアサリ・蛤はおいしく、濃厚なうまみがあり、砂浜でのバーべキューは仲間作りの場であった。荒川、江戸川放水路、江戸川に挟まれた葛西、浦安の海は塩分濃度が薄く、貝もウナギもとても柔らかであった。釣り暦を見て、大潮のときは友達を誘って海岸に行ったものである。そのときには必ず転入生を誘って行った。転入生の喜ぶ顔は、仲間入りの挨拶だった。そして翌日、「次はいつ行くの。」と必ず聞いてきた。学級に馴染めなかったこも、自然のプレゼントでうち解けることができた。二番目の楽しみは、小さな川に金魚を捕りに行くことであった。当時、江戸川区は金魚作りが盛んで全国の出荷量の6割を超えていた。降水量が多い日に養殖池から逃げた金魚を捕りに行くことであった。高そうな金魚は一番近い金魚屋に返しに行った。金魚すくい用の小さな金魚はほしい人に分けていた。今では考えられないことである、私の育った葛西の町は自然に恵まれ、転入してきたこどもに、よそにはない魅力で仲良くなることができた。ゲームでこどもが集まることよりも、自然の恩恵で仲間作りができたころがとてもすばらしく懐かしく思える。
 
平成20年6月号
こどもが育つ魔法の言葉
校長  天田  隆
初夏の陽ざしを全身に浴びて、こどもたちの額から汗が流れています。そして、元気なかけ声が校庭いっぱいに響いています。5月31日に控えた「運動会」の練習風景です。
 「その手の使い方とってもきれい、よくできています」
 「練習がんばっているね。当日(運動会)が楽しみだね」
 「じぶんのおどるばしょまで、まっすぐにいけるようになりました。
  たいへんすばらしい、さすが○ねんせいです」
 このように、ほめられたこどもたちは満面に笑みをたたえながら、
 さらに、一生懸命練習に励みました。あらめて、ほめることの大切さを実感しました。
 「こどもが育つ魔法の言葉」(ドロシー・ロー・ノートル著)の中に次の言葉があります。

 励ましてあげれば、こどもは自信をもつようになる
 ほめてあげれば、こどもは明るいこに育つ
 愛してあげれば、こどもは人を愛することを学ぶ
 認めてあげれば、こどもはがんばりやになる

 学校ではこれからも、こどもの行動からその心を受け止め、求めていることを理解し、こどもの心に響く「かかわり」の指導を重ねていきたいと思います。
平成20年5月号
花がいっぱいの学校 
副校長 加 藤  茂
豊洲小の花壇には、水仙・チュウリップ・ナデシコ・パンジィー・ストック・サイネリヤ・菜の花が咲いています。特に2年生のチュウリップの赤と黄色の花が際だってとてもきれいです。その周りをパンジィーとナデシコの淡い紫、赤紫が囲み見事な調和です。時期的に花は終わりますが、花の合間にトマトの苗やサツマイモ、枝豆、落花生などが植えられています。
 そして、花壇の真ん中に昨年度から始まった田んぼ作りの準備ができています。1年生は「大きな池だね。何を飼うの。」と私に尋ねてきました。そこに、3年生の女の子が「田んぼを作るんだよ。」と教えてくれました。きょとんとしている1年生に、「ここで5年生がお米を作るんだよ、ご飯のお米を。」と説明してくれました。最後に5年生になったら田植えをすることがとても楽しみにしていると話していました。
 学校での生活の中で、植物を大切にする気持ちが培われていることを実感することができました。夕方のテレビでは傘を振り回し、チュウリップの花を切り倒している愚行が報じられていました。その人も小学校の時に植物を育てたことはあると思います。その中で育てることの喜びを味わっていれば、報じられているような愚行は少なくなるように思います。豊洲小学校ではこれから野菜作りが行われます。地域の方から指導・助言を受けながら育てる喜びの中に、人と人とのつながりも学んでほしいと考えています。 
 本校は幸いなことに豊洲商友会のご協力を得て、町の美化運動の一環としてプランターに植樹活動をしています。住む町をよりきれいにする活動は、こどもたちの心に町を愛する心を自然に教えてくれています。とてもすばらしいことです。こどもたちの植えたプランターにたばこの吸い殻が投げ捨てられています。毎朝、お掃除をしてくれる方に「ありがとうございます。」と言うと「こどもが作った物を大切にするのはあたりまえだよ。」と話してくれました。感謝する気持ちとともに頑張らねばと思いました。
平成20年4月号
新年度を迎えて
校長  天田  隆
 満開の校庭の桜とともに、新しい学年がやってまいりました。
開校61年目を迎えた豊洲小学校は、平成20年度、新一年生128名を迎え、全校児童649名でスタートいたしました。こどもたちは新たな希望を抱いて登校してくることでしょう。学校はこれまで以上に、そんなこどもたちの「自分探しの旅」の手助けをしたいと考えています。
 本年度の本校の教育目標は
  ○ ともに力を合わせ子
  ○ よく考えて行動する子
  ○ すなおで元気な子                    
 です。

 小学校教育は、生涯にわたる学習の基礎・基本を確実に身に付けさせることが重要であります。そのために、こどものもつ無限の可能性と人間性を豊かにはぐくむとともに、時代の変化に主体的に対応できる知・徳・体の調和のとれた心豊かなこどもたちを育てていきたいと考えています。
 具体的には各学年の目標や計画に沿って、友達や教師とともに楽しい活動が繰り広げられることでしょう。本日、初めて出会う担任や改めて再出発する教師は、こども一人一人の確かな成長と心豊かな育ちを目指すことを責務としています。こどもの成長を願う保護者の皆様と心を合わせ、教育の効果をより高めるようにしていきたいと思います。
 本年度も教職員一同、新たな決意で学校教育を進めてまいります。保護者の皆様や地域の皆様の学校教育、学校行事等への一層のご理解・ご協力をよろしくお願いいたします。