平成23年度                    平成24年2月28日

3月園だより

江東区立平久幼稚園 

  長  並木 明


弥  生  の  春  に

                     園 長  並 木  明

 弥生・三月、お雛様の季節を迎えました。雛祭りは、五節句の一つで、旧暦三月三日(三月上旬の(み)の日)に行われる「上巳(じょうし)の節句」が始まりであり、桃の節句とも呼ばれ女児の成長を願う日本の代表的な年中行事となっています。

 古代中国では、上巳(三月三日)は邪気にみまわれやすい(い)みの日とされ、川で身を清めて不浄を(はら)う習慣がありました。これが古代の日本に伝わり、紙で作った人形に(けが)れを託して川や海に流す風習が生まれました。その紙の人形が、次第に土焼きの人形に変わり、やがて今のような精巧な雛人形になったのは江戸時代の頃とされています。ですから、人形には、人の身代わりとなって災いを引き受ける厄払(やくばら)いの役割があったのです。今でも、その(いわ)れを伝える流し雛の伝統を残している地方があります。

 さていよいよ年度末を迎えました。こどもたちは、心も体も着実に成長してきました。毎日、元気に遊び、遊びの中からたくさんのことを学び、季節折々の行事や様々な体験から多くの大切なことを身につけることができました。知識が増え、興味関心が広がり、言葉も覚え、体力も増しました。特に年長さんは、自分のことだけではなく、人のやっている遊びや活動にも関心をもち、共鳴したり支援したりする協同の姿が見られるようになりました。社会性の基礎となる「人とのかかわり」が深まってきている表れです。また、疑問や発見を通して学習の芽生えも見られるようになりました。四月から、小学校に入学し、一年生としてしっかりやっていける準備が整ってきているようでたいへん嬉しく思います。

 そうした楽しい思い出をつくってくれた月日ももうすぐ終わりを告げようとしています。残された日々を一日一日大切に過ごし、まとめをしっかり行い、新しい年度へと希望をもってつないでゆきましょう。  

 保護者の皆様には、一年を通じてたいへんお世話になりました。父母の会役員をはじめ、各係・担当の方々には季節ごとの行事や日々の保育活動にご協力ご支援をいただきました。心より感謝を申し上げます。ありがとうございました。

                    

トップページへもどる