全校朝会要旨 【
おはようございます。
明日(22日)は、十五夜です。十五夜とは、月が真ん丸になった満月の夜のことをいいます。特に、秋のこの時季の満月は、中秋の名月といって、とてもきれいでながめがいい月とされ、昔から「お月見」という催しが行われてきました。(中秋の名月の字を掲げる)
中秋とは、三つある秋(初秋・中秋・晩秋)の中で特に月が美しく見え、鑑賞するのにちょうどいい季節のことです。
また、「お月見」とは、どんなことをすることなのかというと・・・。
ススキを花びんに入れ、お団子や豆や芋などをお供えして、みんなでお月さんをながめながらおしゃべりしたり食べたり飲んだりいて楽しい夜を過ごす、これが十五夜の日に行う「お月見」です。
今では、どのお家も「お月見」はやりませんが、昔は、テレビもないゲームもない時代でしたから、夜は月や星をながめてお話をしたり、いろいろなことを考えたりして楽しんだということです。月の模様を見て、うさぎやカニの形、女の人の横顔を想像したり、かぐや姫のお話を聴いたりしたのではないかと思います。
また、「お月見」は、秋になってお米や芋や果物など多くの農作物が収穫される季節を迎え、そうした作物の収穫への感謝の意味もあったのです。だから秋の季節に「お月見」が行われるのです。
昔から、詩や俳句などに月のことがたくさん詠まれてきました。
たとえば 『名月や池をめぐりて夜もすがら』 (松尾芭蕉)
『名月を取ってくれろと泣く子かな』 (小林一茶)
などはよく知られている俳句です。
月の光は美しくてロマンチックでもあります。
電気を消して、月の光だけを部屋に招き入れてみると、とてもきれいで素敵な光であることに気がつきます。
明日の夜、晴れていたら是非、中秋の名月をながめてみてください。
お話終わります。