【 学 校 給 食 週 間  】  平成23124

おはようございます。

 今朝のお話は、給食についてのお話です。あまり知られていませんが、今日から1月30日までの一週間は、全国学校給食(きゅうしょく)週間(しゅうかん)になっています。

 学校給食週間というのは、日頃(ひごろ)お世話になっている給食に感謝(かんしゃ)()め、食べ物の大切さや栄養のバランスのとれた食生活とは何か、そして楽しく食事をするためのマナーなどについて考えましょうという週間です。

 みなさんは、給食で食べられないものや苦手なものはありますか。好きなものはたくさん食べるけれども、(きら)いなものはぜんぜん食べない、というような(かたよ)った食べ方をしている人はいませんか。偏った食べ方をしていると、体の調子が悪くなったり、病気になったりすることがあります。食べ物のアレルギーがあるは無理ですが、そうでない人はできるだけどんな食品も食べられるようにしたいものです。

 毎月出ている「給食だより」を読んだことがありますか。給食だよりには、毎日の給食のメニューが(くわ)しく書かれています。それは、栄養士さんが、育ち(ざか)りのみなさんの健康と発育に必要な栄養のたくさんある食品とその調理を考えてくれている献立(こんだて)です。放送委員の人も、お昼の放送でその日の給食の献立(こんだて)を伝えてくれていますね。学校の給食は、栄養のバランスがとれたとても素晴(すば)らしい食事です。献立を考えてくれる栄養士さん、給食室で実際に給食をつくってくれる調理士さん、そしてその材料を届けてくれる八百屋(やおや)さん、魚屋さん、肉屋さん、パン屋さんに感謝の気持をもちたいですね。

 また、どんな食べ物が体に入るとどんな働きをするのかを、みなさんも食べ物の種類ごとに少しずつ分かっていくといいなと思います。たとえば、パンやご飯は体を動かすエネルギーになるとか、肉や豆などのタンパク質は体をつくるもとになる、というふうにです。自分で栄養の取り方が工夫できるようになると、自分で健康が守れるようになるわけです。

 さて、学校給食は、学校ができた最初からあったわけではないのです。今から65年前に第二次(だいにじ)世界(せかい)大戦(たいせん)という戦争が終わった時、そして戦争が終わった後の数年間、食べる物が少なくて、学校に給食はありませんでした。こどもたちのお家からもってくるお弁当はとてもわずかで貧しいものばかりで、栄養はあまりありませんでした。中には、お弁当さえ持って来られない子もいたそうです。そうした日本のこどもたちの(つら)(きび)しい生活状態(じょうたい)を知った余裕(よゆう)のある外国の人や国連のユニセフという機関(きかん)食糧(しょくりょう)をたくさん寄付(きふ)してくれて、ようやく学校給食が始まったのです。ありがたいことですね。それから少しずつ豊かになって、今では、日本の国の学校給食は、どこからも援助(えんじょ)を得ないで、たいへん豊かでおいしい給食をいただけるようになりました。素晴らしいことです。

今言ったように、むかしは、日本もユニセフのお世話になったことがあるんです。

 ユニセフについては、このあと、代表委員会の人からお話がありますので、よく()いてください。私のお話は、これで終わります。