【 (はん) (しん) (だい) (しん) (さい) (きょう) (くん) 】   平成23117

 

おはようございます。

毎日寒い日が続いています。昨日は、広島や名古屋といった瀬戸内海(せとないかい)太平洋側(たいへいようがわ)の町にも雪が降りました。(めずら)しいことです。東京にもこの冬は雪が降るかもしれませんね。

 さて今朝(けさ)は、16年前の今日、1月17日に起きた大きな地震、『阪神(はんしん)淡路(あわじ)大震災(だいしんさい)』のことについてお話しします。

 平成7年1月17日の朝早く午前5時46分、神戸や淡路島を中心とした関西地方に大きな地震がありました。最も震度(しんど)の大きかったところで、震度7の激震(げきしん)でした。多くの家がつぶれたり、ビルが(たお)れたり、火事も発生(はっせい)したりしました。電柱が(たお)れ、電線が切れ、道路にも割れ目ができ、水道管が破裂(はれつ)したところもありました。ですから、この地震で、電気、水道、ガス、電話といった生活に最も必要なもの(ライフラインといいます)が家庭に届かなくなってしまったのです。たとえば、火事が起きて消防車が出動し、消防士さんがホースを持って火に向けてもホースから水が出てこないということが起きてしまったのです。被害(ひがい)はどんどん広がって、約6千人の人が()くなり、4万人以上の人が怪我(けが)をしました。

 たいへん悲しい出来事であり、亡くなられた方は本当にお気の毒で、地震の(こわ)さを(あらた)めて身にしみた災害でした。

 (きわ)めて悲しい(つら)いことでしたが、これからの私たちにいくつかの大事なことを教えてくれました。それは、家が(こわ)れてしまった人たちは、学校や公民館を避難所(ひなんじょ)として、しばらくの間生活することになったのですが、被害(ひがい)にあった人たち自身が冬の寒さの中で、(とぼ)しい食べ物や毛布などを分け合い(はげ)ましあって、気持ちをしっかりもって生きていったということです。もちろん、全国からの救援品(きゅうえんひん)やボランティアも大きな支えになったことでしょうが、同じ辛い困難(こんなん)状況(じょうきょう)にある者同士(どうし)が、共に助け合い思いやっていくことの大切さを知ったことではないでしょうか。「人は一人では生きていけない」ということは、()ずかしいことでも遠慮(えんりょ)することでもなく、人間としてごく自然な社会のあり方であると思うのです。

 さて、阪神・淡路大震災以後、建物はじょうぶに建てられるようになりましたが、東京地方にもいずれ大きな地震がやってくると言われています。その時あわてないように、避難(ひなん)のし方や安全(あんぜん)対策(たいさく)を考えそして多くの人と助け合う心の準備(じゅんび)をしておきましょう。

 お話終わります。