全校朝会要旨    【 コ ロ ン ブ ス デ ー 】

平成221012

 おはようございます。

 今日から、後期の始まりです。前期にやり残したことやもっとがんばるべきことがあったと思いますので、この後期には新しい気持ちを込めて、がんばっていきましょう。

さて、今日は10月12日です。この日は、「コロンブスデー」と呼ばれています。

むかし、イタリアという国にコロンブスという人がいてアメリカ大陸(たいりく)を発見しました。その日が、518年前の今日(10月12日)だったで、記念(きねん)日となっているのです。

500年以上もむかしの人たちは、地球(ちきゅう)が丸い形をしているとはなかなか信じていませんでした。はるか海の向こうには、(たき)のようにがドードーと流れ落ちていて、その先にはおそろしい化け物(ばけもの)がいると信じられていたのです。

しかし、コロンブスは、そうは思いませんでした。当時(とうじ)、ヨーロッパの国々は、アジアの国々特にインドに行く用事が多くありました。インド山あり谷ありのたいへん遠い国でした。でも、地球が丸いなら反対(はんたい)方向(ほうこう)に行けばインドにたどりつくにちがいない。むしろ反対方向の方が近いはずだ、とコロンブスは考えて、インドに向けて出かけることを決意しました。反対方向、それは大西洋(たいせいよう)という広い海だったのです。船員(せんいん)たちは(おそ)れて、途中(とちゅう)で引き返そうと何度もコロンブスに(うった)えましたが、コロンブスは「必ず陸地(りくち)が見えるはずだからがんばれ!」と(はげ)ましました。(みなと)を出発して約2ヶ月、たいへんな苦労(くろう)をした(すえ)、ついに陸地を発見したのです。それが、アメリカ大陸でした。ただし、コロンブスは、そこが新大陸ではなく、インドの一部と思っていました。そのため、そこに元々住んでいた人たち(原住民(げんじゅうみん)をインディアン(インド人のこと)と名付(なづ)けたのです。

コロンブスのこの偉業(いぎょう)に対して、文句(もんく)を言う人たちもいました。「コロンブスさん、あなたのやったことなんかたいしたことはない。丸い地球ということがわかれば(だれ)でも思いつくこと簡単(かんたん)なことじゃないですか」と言うのです。コロンブスは、どうしたかというと、おもむろに(たまご)を取り出し、テーブルの上に()せ、「この卵を立ててみてください」と言いました。それを聞いた人たちは、一生懸命(いっしょうけんめい)卵を立てようといろいろ(ため)してみましたが、うまく立ちません。しばらくしてコロンブス「いいですか、これはこうするんです」と言って、卵の(しり)をつぶして立てて見せました。一見簡単そうで後から見れば容易い(たやすい)と思えること、初めて考ついてそれを実行することは(むずか)しいことなのだという(たと)えです。この話は、『コロンブスの卵』という有名な例え話になっています。コロンブスの(えら)いところは、良いと思ったことをしっかりと実行(じっこう)したことにあります。

さて、後期の(みな)さんはどうでしょうか。大事なことややるべきことを、ただ「やればできる、簡単なこと」と口だけで終わらせていないでしょうか。自分のやるべきことや何かいいことを思いついたら必ず実行に(うつ)してほしいと思います。

お話終わります。