全校朝会要旨    バ レ ン タ イ ン デ ー 】  平成23214

おはようございます。

先週の土曜日には、東京地方にも雪がふりましたね。ほんのわずかで、すぐとけてしまったので雪遊びができませんでした。ちょっと残念でした。また、雪が降る日があるかもしれません。積もると楽しいのですが、少し期待していましょう。

さて、今日はバレンタインデーという日ですね。なぜバレンタインデーというかというと、昔バレンタインという人がいたんですね。今からおよそ1700年ほど前に、ローマ帝国(ていこく)という国にバレンタインというキリスト教の牧師(ぼくし)さんがいました。このときは、まだキリスト教は、認められていませんでした。キリスト教を信じることは禁止されていたのです。その当時、ローマ帝国を支配していた皇帝(こうてい)クラウディウスU世は、兵隊さんたちが、人を好きになったり結婚したりすると、戦う気力が失われ軍隊が弱くなるのではないかと考えて、兵士の結婚を禁止していたのです。バレンタインは、それはおかしいと反対でした。キリスト教の(なら)わしに従って、兵士をはじめとする若者たちに(ひそ)かに結婚式をあげさせていました。それを知ったローマ皇帝クラウディウスU世は、激しく怒りバレンタインを(つか)まえて、キリスト教の信仰(信じること)をやめることと、兵士の結婚をやめるように命令しました。しかし、バレンタインは、「皇帝(こうてい)陛下(へいか)、あなたの考えは間違っています。人間は、(だれ)もが、人を愛する権利と幸せになれる権利があるのです。どうぞ、お考えを改めてください。」と勇気をもって言いました。クラウディウスU世は、かんかんに怒って、バレンタインを死刑にしてしまいました。バレンタインは、ローマ皇帝に殺されたのです。

その日が2月14日でした。

それから何年か()って、キリスト教が認められるようになったとき、バレンタインの愛と勇気と信念を(たた)えそれを忘れないために、キリスト教では、2月14日を「愛の日・バレンタインデー」としてお祝いをするようになったのです。ヨーロッパやアメリカでは、2月14日に、男の人、女の人にこだわらずお(たが)いが家族や大事な人に、カードや花束またはお菓子などを、贈る習慣になっています。ですから世界では、日本のようにチョコレートだけをプレゼントするという習慣はありません。大事なことを見失ってはいけません。

バレンタインデーは、キリスト教の行事からきていること、そして、バレンタインという人の勇気と犠牲(ぎせい)があったという、歴史の重みを分ってほしいと思います。

 お話終わります。