全校朝会要旨 【 も み じ 】 平成22,11,29
おはようございます。
校庭の木々も色づいて、平久川や大横川の土手の桜の木もきれいに紅葉しています。もう散り始めているところもありますが、東京はまだこれからが見頃のところも多いです。
そこで、今日のお話はこれです。(紅葉したカエデの写真を見せる) そう、もみじの話です。でも、もみじという木はありません。秋になって、赤や黄色に染まった木々の全体をもみじというのです。(写真を指しながら)これは、カエデという木の葉が紅葉したものです。カエデとは、蛙の手に似ているので、蛙手(カエルデ)と呼ばれ、それが詰まってカエデと言われるようになったとされています。
さて、どうして、秋になると木々は紅葉するのでしょうか。
ある童話にこんなお話があります。小さなこどもが、おじいさんに「どうして秋になると木の葉の色が変わって、お山は赤や黄色に染まっていくの」と聞いたそうです。おじいさんは、こう答えたそうです。「それはね、夏の間お日さまに照らされて元気をつけてもらっていたお山の木が、冬に近づくと元気がなくなってきたお日さまに、『お日さま、夏の間ありがとう』と感謝をこめて日の光の色のお返しをしているんだよ。」と言いました。
とてもおもしろいいい話だと思います。しかもこの話は科学的にいってもあながちはずれてはいない話なのです。
科学的に言うと、植物は、緑の葉っぱで日の光を受け養分をつくっています。夏の間は盛んに養分をつくりますが、冬が近づくと日の光が弱くなるので、養分が十分つくれなくなります。そこで、体を身軽にするために、葉っぱに水分や養分を送らないようになります。そうすると葉に残った養分が変化を起こして色が変わり、最後は枯れて地面に落ちます。ですから、赤や黄色のもみじの色は、太陽の光からもらった色だと考えてもおかしくないのです。また、植物にとっては紅葉は冬支度の始まりとも言えます。葉が落ちない木もありますが、そういう木もそれなりに寒さに負けないがんばる体の準備をしています。
みなさんも冬支度はできていますか。少々の寒さには負けずに、外で元気に体を動かしてください。
学校の方も、来週の金曜日と土曜日に音楽会があります。みなさんが、このもみじのような色とりどりのすてきな音色でもって歌や合奏をつくりあげていってほしいと願っています。
お話終わります。